西伊豆の一棟貸しホテル「Calmbase RIVER」
沼津、伊豆方面で、釣りや野宿にいいスポットはないかとGoogleMapをあさるうちに、天啓の如くこの宿が見つかりました。
宿といっても、古いおうちをリフォームして貸し出すスタイルで、現地にスタッフがいない、いわゆる民泊というものです。
車も2台停められて、4人でワイワイするのにピッタリ。
かつ窓やベランダから釣りができるというので、いつメンに行かないかと声をかけたところ、
何それ貴族の遊びじゃん!
と、窓から釣れたアジを、釣れたそばからさばいてアジフライにして、ビールでキューッとやる妄想を抱きつつやってきた、2026年1月。
そんなことあるわけないと思いますよね?
そう、ありません。
でも楽しく釣りをして、あの世に持って行ける財産、すなわち思い出だけは大漁だった、海釣り素人の記録です。
宿のアクセスはこちら
地元民や釣り客に愛されていそうな定食屋
昼前に集合し、まずは腹ごしらえという計画で立ち寄ったのが、自称GoogleMapの達人が見つけた「あかね食堂」。
と言っても、店名はどこにも見当たりません。
港町付近は、観光客目当ての、お値段お高め海鮮料理店がありがちですが、そうではないお店を求めてたどりついたこのお店。

場所はこちらですが、目印は同敷地内の「木負観光みかん狩り」の看板です。
営業しているのかいないのかよく分からないお店のドアをくぐると、地元民しかいない感じの、なんとも言えない雰囲気です。
11時過ぎでしたが満席に近く、既にランチメニューのトンテキとトンカツは終了したとのことでした。
後に知りましたが、トンテキ定食が人気のようです。
我々は豚の生姜焼き定食を注文しましたが、カレーやラーメン、焼きそばなど、庶民的なメニューが揃っており、店内に犬がいて(サークルに入ってはいる)、いかにもローカル感がありました。
そんな非日常感を感じながら、待つこと30分以上。
従業員がいっぱいいるわけでもないし、ここは時間に余裕をもって訪れるべし。
しかしお値段以上のクオリティは、ニトリを遥かに凌駕します。
いいランチでした。
人気店のようで、私たちが食事している間にも、何組もの客がやってきては満席であきらめて帰っていきました。

御浜岬
まずは来ました、御浜岬。
宿から近い上に、いかにも釣りに適していそうな岬です。
岬のかなり先端の方まで車で入ることができますので、これ以上は入れないんだなと思える場所まで行ってみるとよいでしょう。
↓このあたりまで車で行けます。トイレもあります。
車を停めたら偵察へ。
灯台の向こうに富士山が見えて、観光や散歩にもよい場所です。

岬の先端を回り込むと、神社の鳥居があり、その先に突堤があります。
4人で釣るにはちょっと狭いかなと思い、他によい釣り場はないかとうろついて戻ってくると、既に二人連れが釣りをしていました。
後に知りましたが、人気の釣りスポットのようです。

我々は突堤の少し先にある、公園風の場所で竿を出してみましたが、何しろ向かい風が強すぎました。
コマセを撒いてもなんの反応もなく、早々に撤退。

宿にて宴会
こちらが窓から釣りができるという触れ込みのお宿です。
セブンイレブンも歩いてすぐなので、万が一酒が切れても買いにいけるという好立地。

とりあえず玄関に荷物をどーんと。
いつもならザックやロープがどーんなのに、だいぶ毛色が違います。

キッチンの様子。
調味料は要持参とのことでしたが、多少は置いてありました。
食器は一応ありますが、お酒を飲む器はジョッキぐらいしかなかったので、飲みたいお酒に合わせたグラスを持参した方がいいかもしれません。
あと、キッチンの床が一部、踏み抜くんじゃないかと思うほどべっこべこでした。

これがくだんの、窓から釣りができるというやつ。
河口近くの川沿いにあるので、季節によっては釣果が期待できるのか?

2階部分からだと、このようになります。
釣れることを期待せずとも、ちょっと釣り糸を垂れてみても面白いかもしれません。

リビングルーム?的な部屋です。

お風呂はだいぶレトロな感じでした。

そして、やることはひとつですよ。
宴会がないのならば、釣りも山も沢も楽しさ90%OFFなのです。
持ちよったメニューに野菜系が多い所に、年齢を感じます。

T青年が、やたらおしゃれな逸品をご用意。
いやー、これはワインが進んじゃうなー、困ったなー。

酒が進み、酔いが深まるにつれ、盛り上がる宴。
何を話していたのか、何の動きなのかは不明です。
あれ?思い出だけは大漁と言いましたが、全てリリースしてきた???

そして宴会は場を変え、リビング的なお部屋へ。
そこで始まるT青年とNおじさんの取っ組み合いが、だいぶガチです。
T青年の若い力と、強靭な体幹と経験に支えられたNおじさんの闘いの結末やいかに・・・!?

結果、T青年による勝利の舞い。

しかし最後はノーサイド。

戸田港 夕方の偵察と朝マズメ
アクセスはこちら。
宿からは徒歩3分!
周辺に駐車場はなさそうなので、宿に泊まるか近くの道の駅(徒歩15分)を使うかが妥当な所なのか?
セブンイレブンがある交差点から、徒歩で入ってきた場所がここ。
トイレもあります。

トイレがある場所の、ちょっと北側から車が入ってきて、釣りをしていました。
進入してきた場所には「関係者以外立ち入り禁止」みたいな表示がありましたが、Googleのストリートビューがあるぐらいなので、進入していいのかもしれません。
進入していいのであれば、駐車スペースは結構あります。
こういう謎は、海釣りのハードルのひとつかなと思います。

コマセを撒いてもなんの反応もなく、アタリもなく、ないないづくしの夕マズメでしたが、明日の朝マズメに期待しましょう。

そして翌朝。
早朝といえば、よく釣れる時間帯。
ワカサギ釣りであれば、入れ食いのゴールデンタイムです。
前夜にへべれけになるまで飲んでも、戸田港は徒歩3分、未明から港に来るのも容易です。

港の朝は美しく明けていきます。
山の朝も海の朝も、とかく夜明けは美しい。
しかし山や沢の夜明けは数え切れないほど見てきましたが、海はまだまだ、非日常感でいっぱいです。

結論、朝マズメでも、ほぼ釣れませんでした。
小さくてかわいいカサゴちゃんが、ちょっと遊んでくれたぐらいです。

そんな我々に、ふいに話しかけてくる男性がひとり。
「野球始まっちゃうよ~! @&$&¥★〇△▫■◆♀♂々〆!」
あっけにとられる我々。
釣りをしていると、釣れますか?とか、何が釣れるんですか?とか、話しかけられることは多々ありますが、のっけからイントロなしの、
「野球始まっちゃうよ~!」
は、何かの隠語なのではないかと我々の間で話題になり、その後も我々の合言葉として、バッチリ定着しました。

道の駅でマーダーミステリーからの海鮮丼ランチ
宿のチェックアウト後は、最寄りの道の駅で一服です。
やたらと、車中泊するな的な貼り紙が目立つ場所でした。
ワンコイン(500円)で入れる温泉もあるらしい。
なおT青年は、蝋人形にされてしまったようです。

そして二人用のマーダーミステリーを、FさんとNおじさんにプレイしてもらいつつ、プレイ済みの私とT青年は、
「真相にたどり着けるのかな?フヒヒ」
と、高みの見物を決め込む。

二人用のマーダーミステリーって、どちらかが犯人のはずなのに、どうやってストーリーを作るのかと思いますよね?
この作品は、かなり良く作られたお話でしたので、おすすめです。
ランチは、自称GoogleMapの達人が見つけたお店へ。
海鮮丼2,000円が、新鮮なお刺身たっぷりで、最高でした!
平日にもかかわらず、満席に近かったです。

木負(きしょう)堤防
ランチ後は、コマセもあまっていることもあり、ちょっと戻って木負堤防で竿を出してみることにしました。
木負堤防は、ドーンと長くて道路からも目立ちます。
駐車場はここから入り、料金は500円。
クチコミであれこれ書かれていますが、全然不快な思いをすることはありませんでした。
数百円支払うだけで、堂々と車を停められて釣りができるなら、いいと思うのですけどね。
ちなみにこの駐車場以外でも、近辺の海辺の駐車場は、釣り客を見込んで有料のところがほとんどでした。
なが~~~い堤防は、海という非日常を、さらに盛り上げてくれます。

皆それぞれ、思いのままに釣ってみたり眺めてみたり。
ここは沼津からも近いので、東京方面から来るのにも便利ですね。

遊んでくれるお魚さんは、やっぱり小さいかさごちゃんでした。
世間知らずな幼い子は、簡単に釣られちゃうんでしょうかね?
そんな小さい魚でも、釣れれば嬉しいお年ごろ。
ちょっとコマセ消費のために寄ったはずが、すっかり夢中で釣ってしまいました。

釣果はさほどではなくとも、ランチや宴会含め、トータルで最高に楽しい休日&釣行となりました。
そして「西伊豆の一棟貸しホテルCalmbaseRIVER」は、グループでわいわいするのに最適で、釣り場へのアクセスもよく、ちょっと秘密基地感があるのも楽しい、いいお宿でした。