パックラフトで木崎湖ワカサギ釣り!エントリー方法・必要な道具・釣り方を紹介

「今日はどの川に入ろうか。」

そんな話をしながら車を走らせ、気になる沢をのぞいてみる。
魚がいなければ次の川へ。

翌日は木崎湖でパックラフトを浮かべ、ワカサギを狙う。

肩肘張った遠征ではなく、気の向くままに自然の中で遊ぶ。
そんな大人の休日の記録と、釣りに関する情報を少々。

近所の渓流をハシゴしてイワナ・ヤマメを探す

犀川漁協は、日釣り1,000円で広範囲の川を釣ることが出来る。

■魚種
 こい・ふな・うぐい・おいかわ・うなぎ・かじか・にじます・やまめ・いわな
■遊漁区域
 犀川水系・高瀬川水系・乳川・梓川水系・奈良井川水系・田川・金熊川・穂高川・烏川・万水川・薄川・その他の支流

鮎が含まれていないことに注意。
また、各水系にも細かく場所の指定があるが、遊漁券に書いてある。

これだけの水系を網羅しているので、あちこちハシゴできるのがすごい。
朝マズメをやって、日中は家に帰って、夕マズメは別の川ということも可能だということは、本当に贅沢だと思う。
これは移住者冥利に尽きるというものだろう。

川の釣りというのは、車をどこに停められるかと、どこから川に降りられるかを見つけ出すことから始まる。
これは地道に探すしかないので、今回はその偵察だ。

まずは有明神社の登山者用駐車場に停めて、あちこち探ってみる。

とある沢まで来てみたが、水は結構きれいだ。
ただ、ぼさっていてテンカラは非常に振りづらい。

ほんとにいるのかな・・・。
と思いながら、どうにか振れそうな所で頑張ってみたら、岩魚が釣れた!
これは嬉しい。

松川村へ移動して、乳川(ちがわ)までやってきた。

遊漁券には「乳川の北安曇郡松川村の壇行橋橋台下流端」と記載されており、???となる。
壇行橋なんてGoogleマップには出てこない。
ただ、地元民としては、おそらくこの橋ではなかろうかと思った場所があるので、現地に行ってみた。
その橋には「新壇行橋」と書いてあり、そこから上流は国立公園なので、おそらくここから下流が遊漁域なのだろう。

…おそらく。

そこから下流の方へ車を走らせ、どうにか車を停めて、ヤブを漕いで川に降りてみた。
普通に町中(というほどでもないか?)の川なのに、水はきれいだし、魚影が走ること走ること。

Nおじさん、ルアーできれいなヤマメをゲット。
小さいので、リリースした。

今度は烏川へ。
こうして、1枚の遊漁券であちこち探れるというのが、なんとも良い。
来シーズンは、絶対に年券を買おうと思った。
しかも年券がコンビニで買えるというのが、ありがたい。
顔写真を持って漁協に行かなきゃならないと思っていたので、これは大発見だった。

烏川は、日中ということもあってか、魚の気配がなかった。
しかしサルナシがたくさん実っていて、なんだか嬉しくなった。

ひとつ皮をむいて食べてみたけど、まだ甘さはない。
これが熟す頃には遊漁期間も終わっているし、熊との競争になるだろうから、そっとしておこう。

翌日の木崎湖に備えて仲間と宅飲み

今回のメインイベントは、翌日の木崎湖パッククラフトフィッシングだ。
栗山さんが横浜からはるばる遠征し、我が家で一泊&宴会する。

栗山さんは、Kuri Adventuresの代表で、この人から色々なアウトドア技術を教わった。
今は釣りに特化したパッククラフトを扱う事業もやっている。
漁筏(つりぶね)というブランドを展開しているので、興味がある方はぜひ。

翌日はワカサギをキャスティングで釣るという試みだが、リールにラインを巻いていなかったので、栗山さんに巻いてもらった(笑)

庭で採れた水ナスのサラダや、勝手に生えている山椒を使ったタケノコの土佐和えなどを肴にしたが、今回は鶏レバーのペーストが絶品すぎた。
以前はお取り寄せをしていたが、そのお店は残念ながら廃業してしまった。
なんとか再現できないかと試作したが、大成功だった。
レシピは後述するので、お試しあれ。

木崎湖でマイパックラフトからワカサギ釣り

木崎湖は、通年ワカサギ釣りができる湖だ。
冬はドーム船も出るが、それ以外の季節は手漕ぎボートを借りるか、自分のボートやパッククラフトでの釣りとなる。
なお湖岸は全て私有地だそうで、指定の場所からエントリーが必要だ。
また、水中モーターやフローター釣り、トローリングも禁止になっている。

詳細はこちら→【木崎湖】レジャー活動に関するローカルルール

今回は、木崎湖POW WOWキャンプ場&アウトドアクラブからエントリーした。
遊漁券1,000円と施設利用料で1,000円、計2,000円で一日遊べるなら、とてもリーズナブルだと思う。
車も停めておくことができ、別途料金がかかるわけでもない。
また、夏はカラ針でも釣れるということで、それ用の仕掛けも販売している。

※料金は変わる可能性があるので、その都度ご確認ください。

湖岸から水の中をのぞいてみると、ワカサギらしき魚や、何かの小魚がさかんに泳いでいる!
魚影を見たら、テンションはマックスだ。

栗山さんは何やらYouTube動画の撮影をしているので、我々は待ちきれず、出艇。

ボートでの釣りは、水面が近くてとても楽しい。
気分は村上水軍の小早舟だ。

湖の釣りは、ポイントを探すのに苦労した。
また、アンカーのひもに仕掛けが絡んで時合を逃して涙を飲んだ。

それでも、非日常感のある釣りは楽しかった。

次回行く時は、氷を入れた保冷ボトルに冷たい飲み物を入れて持って行きたい。
日傘を固定できるようなものがあると、なおいいのだが、今のところよさそうな製品には出会っていない。

何やら、ワカサギではない魚も釣れた。
Googleに聞いてみたら、どうやらバスの稚魚らしい。
ということで、これは殺さねばならない。
バス類は、特定外来生物に指定されており、生きたままの運搬は禁止されている。

結局ポイントを探すのに時間がかかったり、ポイントだ!となったらアンカーを釣ってしまったりで、あまり釣れなかった。
ドーム船ならハイシーズンは600を超えるのに・・・。
パッククラフトでなくて、手漕ぎボートで春の西湖に繰り出した時は、たっぷり天ぷらを楽しむぐらいは釣れた。
正直、ワカサギ釣りだとパッククラフトは釣りにくい気もするが、自分のボートで湖面に出るロマンというものがあるのだ(笑)

なお、栗山さんが撮影していた動画の完成版はコチラ。

せっかく木崎湖まで来たので、くんくん亭でチキンカツを楽しんだ。
これがミニだったかハーフだったか、小さいほうのサイズなので、レギュラーを頼む時は覚悟して注文すべし。
大町市方面へ登山に行ったら、下山後に寄るのにとてもおすすめ。

木崎湖のワカサギ釣りで使ったタックル

今回はパッククラフトからの投げ釣りということで、ドーム船で使う物とは異なるタックルを使った。
ラインも、ドーム船では0.2号を使用しているが、もう少し強度が必要なので0.4号を使用。
といっても、全て栗山さんからの頂き物だが・・・。

仕掛けは現地で購入(フラッシャー付きで餌不要)するか、投げワカサギの仕掛けに紅サシやハイパー紅雪を付ける。
フラッシャー付きの仕掛けだと、ハイパーパニックも1号や1.5号だと使えそうだ。

鶏レバーペーストのレシピ

裏ごししなくても、十分になめらかなレバーペーストになる。
クラッカーにたっぷりのせて酒の肴にすれば、ものすごく贅沢な気分になれる。
小さな瓶に入った物をお取り寄せして、ちびちび食べていたのが、自分で作れば安い材料費でたっぷり作れる。

以下の材料で作ると、出来上がりは直径10㎝のココット皿(手のひらサイズほど)2つ分ぐらいになる。
ローリエやタイムは省いても問題ないし、玉ねぎもそんなにきっちり計量しなくても問題ない。
鶏レバーにはハツがくっついているが、これは別にして、塩焼きにしたらとても美味しい。

【材料】

鶏レバー  200g
玉ねぎ   45g~55g
にんにく  1かけ
ローリエ  1枚
タイム   4~5本
無塩バター 40g(10gと30gに分けて使う)
生クリーム 35ml~45ml
ブランデー 20ml
塩・胡椒

【手順】

① 鶏レバーは血管や血の塊を取り除き、ハツは別にする。

② 玉ねぎ、にんにくをしんなりするまで炒め、塩胡椒する。

③ 下処理したレバーと、冷ました②、ローリエ、タイム、ブランデー、バター10gを耐熱袋に入れて、低温調理器で加熱。64℃で90分。

※使用する低温調理器の説明書や安全な低温調理レシピに従い、中心温度を確認してください。

④ ③を冷まして、フードプロセッサーで残りのバターと生クリームを入れて混ぜる。塩味はここで調節可能。ペーストの固さも、生クリームの量で調節ができる。

低温調理器を使わない場合はフライパンでレバーを焼くことになるが、レバーは加熱しすぎるとぼそぼそになるので、低温調理器はとても便利だ。
ローストビーフやコンフィなども、失敗なくしっとりとした仕上がりにできるので、これがあるとブロック肉の価値が爆上がりする。

炊飯器の保温機能もある程度は使えると思うが、0.5℃単位で温度調節できるのは最高。
私の場合は、鴨のローストは57℃で1時間、ローストビーフは55℃で3時間、ローストポークは65℃で2時間としている。
中心まで火を通した後、表面に焼き目を付ければ、こんなに美味しそうなご馳走が出来上がる。

※なお、肉類の低温調理は食中毒のリスクを伴うため、安全性には十分ご注意ください。調理の際は、使用する機器の説明書や公的な衛生情報などを確認のうえ、自己責任でお願いします。

こうして改めて見返すと、釣り三昧な上に、庭で採れたものを肴として宴会し、低温調理で作った絶品レバーペーストを楽しむという、なんとも優雅な大人の休日であった。